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DTPとは? DTPの意味から外注の流れ・費用の考え方までわかりやすく解説

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会社のカタログやパンフレット、マニュアルの制作を検討していると、必ずと言っていいほど出てくる「DTP」という言葉。なんとなく「印刷物のデザインに関係する言葉」というイメージはあっても、実際に何を指すのか、外注する場合に何を確認すればいいのかは意外と分かりにくいものです。

この記事では、DTPの基本的な意味から、外部の制作会社に依頼するメリット、発注の流れ、よくある疑問までを、これから発注を検討している方向けにまとめました。

目次

DTPとは? 基本の意味

NTCネクスト

DTP(デスクトップパブリッシング)という言葉を聞いたことがありますか?

DTPとは「デスクトップパブリッシング(DeskTop Publishing)」の略で、パソコン上でカタログ・パンフレット・マニュアルなどの印刷用データをデザイン・レイアウトし、印刷や入稿が可能な形式に仕上げる工程を指します。

もともとは1980年代、Apple社のMacintoshとAldus社のソフト「PageMaker」の登場によって生まれた言葉です。それまで手作業だった版下作業がパソコン上で完結できるようになったことから普及し、現在はAdobe InDesignなどが業界標準のソフトとして使われています。

現在では紙の印刷物だけでなく、入稿用のPDFデータ制作や、動画の字幕・テロップ制作までを含む言葉として使われることも増えています。「印刷物や映像コンテンツの、デザイン・レイアウトに関わる制作工程全般」と捉えていただくと分かりやすいかと思います。

DTPで作れるもの

発注担当者の立場で押さえておきたいのは、DTPで対応できる制作物の幅です。

代表的なものは次のとおりです。

  • カタログ・パンフレット
  • 会社案内・提案資料
  • マニュアル・取扱説明書
  • チラシ・ポスター・メニュー
  • 動画の字幕・テロップ

特に製造業・観光業のお客様からは、英語・中国語・韓国語といった多言語版のカタログ・パンフレット制作のご相談を多くいただいています。日本語版を作って終わりではなく、海外向けの多言語版まで含めて「DTP」の依頼範囲として考えていただくと、後工程の手戻りが少なくなります。

また、インバウンド需要や動画コンテンツの増加にともなって、動画の字幕・テロップ制作のご依頼も増えている領域です。

DTPを外部の制作会社に依頼するメリット

社内にデザイナーがいない、あるいは繁忙期だけ手が足りないという場合、DTPを外部の制作会社に依頼することには次のようなメリットがあります。

社内リソースを増やさずに対応できる

デザインソフトの導入や専任スタッフの確保をしなくても、必要なときに必要な分だけ依頼できます。1ページのレイアウト調整のみといった小規模な案件から対応できる制作会社であれば、コストを抑えながら活用しやすくなります。

レイアウト崩れのリスクを抑えられる

特に多言語版の制作では、言語によって文字数やフォントが大きく変わるため、専門知識がないとレイアウトが崩れやすくなります。翻訳とDTPを一括で対応できる制作会社に依頼すると、翻訳後の文字量の変化を踏まえたレイアウト調整までまとめて任せられます。

繁忙期や短納期にも対応しやすい

展示会や商談会の直前など、急ぎで多言語パンフレットが必要になるケースは少なくありません。制作体制が整った外注先であれば、短納期の相談もしやすくなります。

DTP発注の流れ

DTPを外注する際の一般的な流れは、次のとおりです。

STEP
お問い合わせ・ヒアリング

制作したいもの、ページ数、納期、既存データの有無などを伝えます

STEP
お見積り

InDesign・Illustrator・PowerPoint・Word・Excel・PDFなど、お手元のデータを確認したうえで、作業内容に応じたお見積りが提示されます

STEP
制作・デザイン

ヒアリング内容をもとにレイアウト・デザインを制作します

STEP
校正・確認

仕上がりを確認し、必要に応じて修正を行います

STEP
納品

印刷用データやPDFなど、必要な形式で納品されます

初めて依頼する場合は、見積りまでのスピード感も制作会社を選ぶポイントの一つです。データを送ってから正式な見積りが出るまでに数日かかるケースもあるため、対応スピードを事前に確認しておくと安心です。

DTP発注でよくある質問

DTP(レイアウト調整)だけの依頼もできますか?

制作会社によって異なりますが、1ページのレイアウト調整のみといった小規模な依頼を受け付けているところもあります。翻訳は不要で、DTP作業だけを依頼したい場合は、対応可否を事前に確認しましょう。

翻訳とセットで依頼できますか?

翻訳会社が兼ねているDTP制作会社であれば、翻訳からDTPまで一括で依頼できます。日本語版の原稿から多言語版のカタログ・パンフレットまで、まとめて任せられるのが利点です。

対応している言語は?

制作会社によりますが、英語・中国語・韓国語への対応需要が特に多い傾向にあります。対応言語は事前に確認しておくとスムーズです。

データのセキュリティは大丈夫ですか?

社外秘の資料を扱うことも多いため、ISO 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)などの認証を取得している制作会社を選ぶと安心材料になります。

DTPデザイナーという仕事に興味があります

DTPを仕事にする「DTPデザイナー」「DTPオペレーター」という職種にご関心のある方は、採用情報ページをご覧ください。

NTCネクストのDTPサービスが選ばれる理由

NTCネクストは、東京(品川)・名古屋を拠点に、創業40年にわたり翻訳・DTP・通訳サービスを提供してきました。DTPサービスにおいては、次のような特長があります。

▶ 翻訳からDTPまで社内一貫対応

外注を挟まず、翻訳・DTP・動画編集までを社内で完結。多言語版制作時のレイアウト調整も含めて対応します

▶ ISO 27001認証取得

情報セキュリティマネジメントの国際規格を取得し、機密性の高い資料も安心してお任せいただけます

▶ 最短2時間で正式お見積り

データをお送りいただければ、スピーディーに正式なお見積りをご案内します

▶ 1ページ・レイアウトのみの小規模案件にも対応

多言語版パンフレットの1ページ分のレイアウト調整のみ、といったご依頼も承っています

▶ 製造業・観光業のカタログ・パンフレット制作実績

英語・中国語・韓国語を中心に、多言語版の制作実績があります

【参考】DTPの歴史

DTPがどのように生まれ、広まってきたのかを簡単にご紹介します。

▶昔のデザイン作り

昔の人たちは、雑誌やポスターを作るとき、すべて手作業で行っていました。
文字を切り貼りしたり、絵を描いたりして、デザインを仕上げていたのです。
この方法はとても時間がかかり、大変な作業でした。

▶コンピュータの登場

1980年代になると、パソコンが普及し始めました。
Appleという会社が作ったMacintoshというコンピュータがその代表例です。
このコンピュータは、デザインの世界を大きく変えることになります。

▶PageMakerの登場

1985年に、Aldusという会社がPageMakerというソフトウェアを発売しました。
このソフトウェアは、パソコン上で文字や絵を自由に配置できるもので、まるで魔法のようでした。
これを使うと、簡単に雑誌やポスターをデザインできるようになったのです。

▶DTPの誕生

PageMakerとMacintoshの登場により、「デスクトップパブリッシング(DTP)」という新しい言葉が生まれました。
DTPは、パソコンとソフトウェアを使って、デザインを作る技術のことです。
この技術のおかげで、プロのデザイナーだけでなく、普通の人たちも簡単に素敵なデザインを作れるようになりました。

▶Adobe InDesignの登場

その後、さらに使いやすく高機能なソフトウェアが登場しました。
1999年にAdobe社が発売したInDesignというソフトは、DTPの新しい標準となり、多くのデザイナーが愛用しています。
このソフトは、雑誌、書籍、パンフレットなど、さまざまなデザインに対応できるのです。

DTPデザインをしている画像

【参考】DTPの基本ツールとアプリケーション

DTP制作に使われる代表的なソフトウェアを紹介します。制作会社に依頼する場合も、どのソフトで作業されるかを知っておくと、データのやり取りがスムーズになります。

1. Adobe InDesign(アドビ インデザイン)

アドビ インデザインは、プロのデザイナーがよく使うソフトウェアです。このソフトを使うと、雑誌やパンフレット、ポスターなど、かっこいいデザインを簡単に作ることができます。

  • 使い方: 文字を書いたり、写真を入れたり、色を変えたりして、自由にレイアウトできます。
  • 特徴: たくさんの機能があり、プロも使う本格的なツールです。でも、慣れると楽しく使えます。

2. QuarkXPress(クォーク エクスプレス)

クォーク エクスプレスは、アドビ インデザインと似たソフトウェアです。こちらも雑誌やポスターを作るのに使われます。

  • 使い方: インデザインと同じように、文字や写真を配置してデザインします。
  • 特徴: 直感的な操作ができ、初心者でも使いやすいです。

3. Scribus(スクリバス)

スクリバスは、無料で使えるDTPソフトウェアです。オープンソースというもので、誰でも自由に使ったり改良したりできます。

  • 使い方: 文字や画像を使って、簡単なデザインを作れます。パンフレットやチラシにぴったりです。
  • 特徴: 無料で使えるので、初心者が試してみるのに最適です。

▶一般的なDTPの制作工程

制作会社に依頼する場合、この工程はすべて先方が担当するため、発注側で操作を覚える必要はありません。

  • ソフトウェアを開く: まず、使いたいソフトウェアをパソコンで開きます。
  • 新しいプロジェクトを始める: 新しいデザインを作るためのプロジェクトを始めます。
  • 文字を入力: テキストツールを使って、タイトルや説明文を入力します。
  • 写真や絵を入れる: 写真や絵を挿入して、デザインに色どりを加えます。
  • 色やフォントを選ぶ: 好きな色やフォントを選んで、デザインを仕上げます。
  • レイアウトを調整: 全体のバランスを見ながら、文字や画像の位置を調整します。
  • 完成!: 最後に確認して、デザインが完成です。印刷したり、デジタル形式で保存したりします。

まとめ

DTPとは、カタログやパンフレットなどの印刷用データをパソコン上でデザイン・レイアウトし、印刷可能な形式に仕上げる工程のことです。社内にデザイナーがいない場合や、多言語版の制作を検討している場合は、翻訳とDTPを一括で対応できる制作会社に依頼することで、レイアウト崩れのリスクを抑えながらスムーズに進めることができます。

DTP制作会社への外注をご検討中の方は、NTCネクストの以下のページもあわせてご覧ください。

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DTP制作の料金は、データの状態や作業内容によって変動します。

InDesign、Illustrator、PowerPoint、Word、Excel、PDFなどのデータを確認したうえで、作業内容に応じたお見積りをご案内いたします。

カタログ、パンフレット、マニュアル、会社案内、提案資料、英語版・多言語版DTP制作をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

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